#68_20160818_経営管理で疲弊してます (゜-゜)

と相談されて、経営管理実務*を実際を見ると、超絶工数とカネ使って、かつ同時にグッダグダであることが、多い。(*経営管理全般= 財務・経理・労務・総務・法務 と定義してます)  汎用的な話であり、そして効率的手法は自明なので、展開します。
 
最も効率的な手法、それは、全部、丸投げすること。以下、各選択肢を否定しつつ、説明。
 
#ツールへ全部丸投げx
- 自動化を謳っているツールは多い(例えばMFクラウド会計シリーズとかSmartHRとか)が、全実務が自動化されるわけではない
- ツールに至る情報収集、ツール上の作業、ツールから外部への情報展開等、工数が費消される
- 各ツール間は連携していないため、経営管理全般の効率性の観点から情報フローと業務を構築する必要がある(そしてそんな文献やWEB記事が全然ない)
- ツールに流し込む情報を恒常的に生成する部分に案外技術が必要だったりする
- 専門知識を要する部分でミスが生じる(そしてどこがその部分かの判断ができない)
- ツール利用で、以前より相対的に効率性が向上する、という表現が正しい
 
#社内担当者へ全部丸投げx
- 日々変化する法令、ツール、事業、その他外部環境(銀行やファンドのテンションとか補助金とか)を、1社専属の担当者がキャッチアップし続けるのは困難
- 1人と雇用契約を結ぶことのリスク(経営してりゃわかるよね)
- 経営管理実務全ての専門性を持つ担当者をフルコミット採用するのにはリスクとコストがかかり、一方専門性を持たない担当者では結果として専門家をアサインする必要があるので同じくコストがかかる(以下で類似パターンを記載)
 
#各専門家へ全部丸投げx
- 専門家に仕事をしてもらうために会社内の情報を専門家へ展開する部分に工数がかかる
- 経営管理の要素(財務、経理…)ごとに専門家が分かれており、工数とカネがかかる。要素横断的な最適解を提供されない
- 経営管理全般の効率性の観点から情報フローと業務を構築するという視点がない 
- 他手法に比べ圧倒的に高くなる
 
#横断的専門家へ全部丸投げ◎
- 経営管理全般に専門能力と経験があって、最新ツールに詳しく、かつ社内担当者として全て担ってくれる専門家をチームに入れる
- SlackとGoogleAppsに入れて、全部情報共有して、社内の人として外部とのやりとりもさせる
- 当該担当者にフローと業務を構築、マニュアルを整備させれば、当該担当者+大学生バイトだけで本気の上場準備ぐらいまでいける(上場準備実務もやってもらっちゃえばいい)
- これが会社経営における経営管理業務の完全自動化
 
論点1_そんな横断的専門家は存在するのか
- いる。実際数名知っている。
 
論点2_でも高いでしょ?
- フルコミットである必要がない&業務委託契約にすれば、抑えられる
- 高い人間に将来の夢を見せて現在安く働いてもらうために、エクイティは存在する
- 短期的にも長期的にも、その他選択肢と比べ相対的に安くなる
- 感情に訴える手もある。完全に理念に共感したら、一緒に働きたいなと思ったら、この人達好きだなーと思ったら、特に金銭的報酬を気にしないかもしれない
 
論点3_その方法じゃなくてもうまくいってる会社沢山あるよ
- 効率の話をしている。プロジェクト成功の確率が上がる、というだけだ
 
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以上。株主価値最大化目的の経営資源の効率的分配の観点から、経営者たちの工数資源をいかに経営管理実務から引き剥がすか、というのはもっとも重要な要素のひとつ。そして経営管理実務は、一般に思われているより工数もカネも最適化することが可能。あまり適当に考えず、ちゃんと探してちゃんとアサインすればいいのになーとよく思う。
 
(おれはもう追加仕事は受けないよw もちろん友達なら相談は乗るけど…)