#44_6月7日_ソフトウェア開発とか

梅雨入りしたらしいが、雨は降っていない。曇っており、蒸し暑い。

何回か起業と売却を繰り返している、ニューヨーク在住のイスラエル人起業家が、東京に滞在中とのことで、会いに来てくれた。いま取り組んでいるスマホによる英語教育事業も順調なようで、なによりだ。運営するアプリの無料チケットを大量にくれた。これはやらなければ。

終日、ソフトウェアの開発に取り組んでいた。開発といっても、おれはコーディングができないので、機能を定義してドキュメントをまとめるのが仕事。機能は、ユーザがどのようにソフトウェアを使うのかによって決定される。従ってユーザーがその使い方を理解していない場合、機能を定義することはできず、ソフトウェアの開発はできない。ユーザーから伝えられた使い方が間違っていた場合、一度開発したものを修正しなければならない。より悪いケースでは、遡って基礎部分から修正する必要がある。最初から正しい情報を知らされていれば、違う作り方をした、ということもある。

ゆえに、機能定義の効率性は、ユーザーの能力に依存する。今回の開発では、ユーザーが使い方をたいして考えずにこちらに伝達してきたことにより、手戻りが多く発生した。にも関わらず、まだできないのかと催促を受ける。まぁあるあるな展開なのだが、面倒だ。

経営管理の仕事と同じように、ここでも、他人を信じないことが大事だ。事実を踏まえて自分で考え最善と判断した事柄が最善である可能性が高く、他人からの情報は、そのための材料の一つに過ぎない。

もう一つ、選択肢が多く残る手、という判断基準を意識する必要がある。不確実な事業や能力の低い人間との仕事では、前提とした事柄が、突如として変わることがよくある。この無駄なコストを最低限に抑えるために、前提の変化に幅広く対応することができる状態を作り続けること、その状態を保つ選択をすることが有用だ。

スリランカSkypeを繋いで話したが、回線状態が悪く、うまくコミュニケーションがとれなかった。

ソフトウェア間のデータ移管が面倒で、既存ソフトウェアで使い慣れてしまったので、新たなものは導入したくない、と言われそうな気がしている。ファンドの方では、いや、それはソフトウェア側の問題なので、どうもこうもないよ、と言われそうな気がする。結局リスクをとっているのはおれだけで、おれがコストを負担するのかな。

リターンが実現するときリスクは忘れられ、コストが実現するときリスクを持ちだされる。(ような気がする)嫌だなぁ。