#37_5月31日_経営管理のベストプラクティス2016_目次
日々の仕事の中で、最も時間を使っているのは、ソフトウェアの開発とその勉強だ。一方、収益の大部分を占めているのは、会社の経営管理だ。会社の経営管理、これまでは、場当たり的に自分の手元で整理したり、都度クライアントへ展開したりしていた。体系的にまとめてこなかった理由は、自分で「最適だな」と思うプロセスがちょくちょく変わっていたため。(あと面倒だから。)それが近頃、収斂してきたように感じる。もちろん新しいサービスのローンチとその導入によって利用するツールは変化するかもしれないが、管理という業務が対応している要素それ自体は変わらないと思う。
また、ナガシマに経営管理を任せてくれている人々(クライアントだ)からは、ナガシマがやっていることの全容が見えていないように感じる。(おれ自身もドライブ階層構造以外、見えていない。)全体を体系的に整理し明示することで、第一に自分が仕事しやすくなればいいと強く感じるし、第二に誰かの役に立てばいいなと弱く感じる。
従って、ここで、経営管理業務をまとめようと軽いノリで決心した。
おれとしては、これが経営管理のベストプラクティスだ。仮に1日10時間の労働が認められるなら、監査対応が必要な平均社員数30名ぐらいの企業、10社位はおれ1人で対応することができる。実際は、仕事を絞っているし、おれはそんなに経営管理の労働をしないし、部下が2人いて、それぞれに効率的に振りながらやっているのだが。
以下がその目次である。特に何も参照せず、脳内を一気に吐き出した。継続的に修正していく。
今後、自分/他人のニーズに応じて、少しずつまとめていこうと思う。
(SPとは、Googleスプレッドシートを指す)
- 全般
- コミュニケーション
- プロジェクト_Slack
- 軽い連絡_FB
- 1も2もダメな人_メール
- 探りながらの交渉_電話
- 情報管理
- 全ての情報_GoogleApps
- 思想(検索・迷わず到着)
- 階層化
- タイトル
- その他(スター)
- 設計等情報_Qiita
- 思想(完全に伝える)
- 検索可能性(タグ)
- トップページからのリンク
- 個人ノート_Evernote
- 思想(脳の外注)/ 仕事の整理・知識の整理・思想の整理
- 階層化・二次利用可能性
- 個人メモ_DayOne
- 思想 (漏らさず記録) / 日々の思いつき
- 思いつきからクリックまでの動線を脳内に
- タスク管理_Trello
- 思想(そこに全てある)
- 生じたその瞬間に追加
- 階層化(ボード -> 列)
- 期限とアサイン
- テンプレ化
- 経理
- 全体像
- 思想(適時・完璧・可視化)
- フォルダ階層
- 情報の流れの概念図
- 資金管理
- 全体像
- フォルダ階層
- 銀行管理
- 解説
- 用意するもの
- SP_口座残高一覧
- SP_口座ごと明細 (アグリゲーションは薦めない)
- 具体的業務
- 開設〜やりとり(ネット銀行一択だが送金等業務が絡んでくる場合は都銀か)
- 週次でSPをアップデート
- 入金確認後、請求管理SPを更新
- 報告
- 資金繰
- 思想(事業遂行上最重要 / 最も保守的に)
- 解説
- 用意するもの
- SP_資金繰表_適時
- 具体的業務
- 過去分_銀行情報更新時合わせて更新
- 将来分_事業予測に合わせて適時に
- 小口現金
- 解説
- 無くていい理由(管理者が手元現金を用意しておいて、領収書と交換。その上で、当該管理者の経費精算時に乗っければいい。)
- 経費
- 全体像
- 図解による説明
- 2つの目的(会計と給与計算)
- フォルダ階層
- 用意するものと具体的業務内容
- 自己負担分
- 申請(MF経費 / SP)・精算
- 小口(SP)
- 会社負担分
- 小口 (SP)
- 法人クレカ(SP & アグリゲーション)
- 振込(SP & アグリゲーション)
- 請求
- 全体像
- TrelloとカレンダーとSP
- 売上・貸出利息・その他収益
- フォルダ階層
- 用意するもの
- Trillの業務雛形
- カレンダーに締め日
- MF請求書/GoogleAppsに雛形
- 請求管理SP
- 具体的業務
- 認識から発行
- 請求管理SPを更新・会計へ
- 入金確認後、管理SPを消込(MFでは一覧性と正確性に若干欠ける)
- 資産負債管理
- 全体像
- 償却資産・投資資産・調達負債
- 月次管理
- 用意するもの
- SP_償却資産まとめ
- SP_投資資産まとめ
- SP_貸出金まとめ
- SP_借入金・社債まとめ
- 具体的業務
- 認識の都度、更新
- 月次で、減価償却を実施
- 回収管理
- 請求書へ
- 資金繰と会計へ反映
- 会計
- 労務
- 全体像
- 月次と年次と都度手続き
- どこまで/だれがやるか、という問題
- フォルダ階層
- 用意するもの
- 具体的業務
- 財務
- 全体像
- 財務と経理の区別
- フォルダ階層
- 事業計画
- 目的(外部第三者の納得感)
- 思想(合理的夢物語 / 資金繰りとの違い)
- 用意するもの
- SP_財務モデル (使い勝手)
- エクセル_財務モデル(外部展開)
- 具体的業務
- 財務モデルを作る
- 過去実績を更新し続ける
- 過去実績に基づいて将来を変化させる
- 外部展開用に整える
- 資金調達
- 解説(それぞれの手法の概要)
- 手法(相手先、税務上の留意点、具体的実務、想定されるベストな状況)
- 第三者割当
- 転換権付社債
- 借入
- 私募債
- 新株予約権発行
- 監査法人対応
- 解説(監査法人に関すること)
- 入れるべき時期
- 選ぶ基準と適正な報酬
- 入ったら何が起こるのか
- 具体的業務
- 期中対応
- 期末対応
- 効率化のための留意点と思想(仲良くなるがコストは詰める)
- 上場準備
- 解説(上場準備に関すること)
- スタートする時期
- 上場に必要な人員
- 上場に必要な外部専門家
- 税務
- 全体像
- 税務の特異性(税理士以外だれも理解していない)
- 誰が/どこまでやるのか問題
- フォルダ階層
- 会社設立時
- 税務署・都税へ届け
- 期中
- 手続
- 源泉徴収
- 変更・新設
- 節税(どのように税理士に把握させるか)
- 期末
- 支払調書
- 申告(どのように監査に間に合わせるか)
- 法務
- 全体像
- 解説(法務のカバー領域)
- 誰が/どこまでやるのか問題(弁護士と司法書士)
- フォルダ階層・分類(時系列・機関・最新)
- 用意するもの
- 法務書類・契約のテンプレート
- 法務手続のメニューとカレンダー
- 外注先の弁護士・司法書士
- 整理システム・SP_株主名簿
- 具体的業務
- 株主総会
- 取締役会
- 登記
- 契約管理(上場見据えるなら表面保証)
- 総務