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#31 迷惑とかそういうこと

そろそろ給与振込の時期なので、ファンドの経費精算のプロセスをやっていた。レギュラー通りならちらっと見るだけで終わるのだが、既に精算済の航空機チケットを、パスポートなくしたとかいうクソみたいな理由でキャンセル&払戻をしたために、翌月の経費精算から控除しなければならないという事案と、個人間ローン見合い額控除という事案、2つイレギュラーなことが生じていたため、別途対応しなければならなくなった。

ただでさえ面倒なだけの事務は、できるだけ体系化してテンプレ化して最も効率的に話が進むようにしているのに、他人が無能さを発揮したことによって、翻って自分の工数増加に繋がるという構造は、よくないと思う。完全外注として請け負っており、工数発生の都度請求することで、ミスをした人間(=その会社)が経済的な不利益を被るというのがあるべき構造なのだが、本件ではそうはいかない。世の中殆どのケースにおいて、実務を依頼する側は、チェックを適当にしてざっくり投げてしまえば、そして自分のやりたいなーと思うことを1秒も調べず実務をする側に投げてしまえば、実質的に工数の移転が可能になる構造になっている。

一方で、「会社はチームなのだ。チームメンバーは助け合うべきなのだ。従って他のミスをカバーすることは当然なのだ。」という抽象的主張もまた世の中に広く存在しているのであって、ゆえにあまり上記自分の考えを押し付けることはできない。とにかく自分としては、できるだけフェアになるように気をつけて行動すること、この1点につきる。工数に応じて、できるだけ報酬を変動させつつ対応するか、仕事の対応範囲を狭める。必ず遅刻する人との待ち合わせには、こっちも遅刻していく、身近な例で例えると、そんな感じ。

ミスをしてはいけない理由は、他人に迷惑がかかるから。なぜ迷惑をかけてはいけないかというと、迷惑をかけられた方がイラっとするから。時間や金が無駄になるから。自分がいい気分でいるため、時間を効率的に使うため、金を稼ぐためにどれだけの苦労をしているのか、ということとの比較衡量によって、迷惑から受けた被害相当労力は、時間的金銭的尺度で、ある程度説明できると思う。無人島に自分1人だけでいるならば、1人でいくらでもミスをし続ければいい。その論理でいうと、迷惑を受けた側が精神的金銭的時間的被害を実質的に受けないのならば、迷惑をかけてもいいと思う。具体例が思いつかないが。