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#24 会計ソフト

エンジェル税制について、都庁から、内定の連絡が来た。先週のCF計算書に関するクソみたいな指摘には触れず、しれっと問題無い旨確認がとれました、とメールで送ってきた。おれの時間的工数と精神的工数が無駄になったのだが、それはどうしてくれるのだろうか。不快だ。

開発している、途上国の金融機関向けの業務システムには、会計領域は含まれていない。会計ソフトは世界で広く一般に使われており、良質なパッケージが存在しており、そこへExport&Inportすれば完結するのであって、わざわざコストをかけて開発する必要はない、という仮説に基づいた判断である。実際、日本におけるMFクラウド会計と同レベルの会計ソフトが英語版で存在していれば良いのだ。

時間をかけて相当調べた。現地の会計士であったり、日本の詳しそうな仲間たちにもヒヤリングした。数多くのサービスを使ってみた。しかし、1つも使えるな、と判断できるものはなかった。特に複雑な機能を求めているわけじゃない。シンプルで最低限の要件なのに、存在しなかった。

観察していると、存在する会計ソフトは以下の通りである。

1.素人向けSmallBusiness用会計ソフト

- WEBベース。InvoiceとかBillsを入力していくことで、結果として帳簿が生成されていくもの

2.プロ向けEnterprise用会計ソフト

- Installベース。仕訳入力・csvアップロードはできるが、UIUXがクソ過ぎて使い物にならない。Macで使えない。クラウドベースのソフトがあっても、Winのみソフトでリモートデスクトップにていじるタイプ。

1と2の利点を兼ね備えた、WEBベースで仕訳入力とcsvアップロードができてUIUXがBtoCのそれレベル、というのは存在しない。日本で言えば、さっき挙げたMFクラウドのみが該当する。

最初はなんでだろうと不思議だったが、恐らく以下を理由にしてるんじゃないかな、と考えている。

1.一般に会計ソフトは、業務ソフトウェアだ。業務ソフトウェアは一般に、発展が遅い。使い勝手が悪くとも、ソフトに人が合わせにいくことで、慣れていく。そして改善がされない。

2.Small Business向け会計ソフトは、BtoCサービスソフトウェアだ。一般にBtoCサービスには最善のUIUXが求められるし、日々改善されていく。

3.従って、業務とみなされる領域のプロ向けはクソな見栄えと使い勝手だが機能が豊富で、一方BtoCサービスとみなされる領域はイケてる見た目だが素人向けで使えない。

4.不幸なのは、日本にはMFクラウド会計という両方の良いところを兼ね備えたソフトがあって、ナガシマはそれに慣れていて、したがって世の中ほとんどのソフトに不満がある、ということだ。

結果、自分たちで作ることにしたよ。はー。MF会計が英語対応してくれりゃ、いっちょあがりなんだけどな。

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